血液内科では血液疾患全般の診療を行っています。診療の中心となっているのは急性白血病・慢性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫を中心とする造血器悪性疾患ですが、血小板減少症や様々な原因による貧血などの患者さんも多くいらっしゃいます。習志野市内で血液内科の入院診療を行う唯一の病院であるため、市内全域及び隣接する船橋市・千葉市西部等から多数のご紹介をいただいています。外来は2016年度から完全予約制に移行させていただきました。しかしながら血液疾患においては緊急の治療を要する場合がありますので、その際にはできる限り対応させていただきますのでご連絡下さい。
　治療方針については、各疾患のガイドラインなどに基づいた標準的治療をベースとしております。治療方針の決定に当たっては、患者さんやご家族の意向を踏まえ、また患者さんの社会的状況を勘案して「適切な」治療を行っていくことを目標としています。成分採血装置を保有しており、自家末梢血幹細胞移植(auto-PBSCT)については採取から移植まで自施設で行っていますが、同種造血細胞移植については施行しておらず、千葉大学医学部附属病院等の連携病院を紹介させていただくことになります。

千葉県済生会習志野病院　外来診療担当表