我が国は、急速に高齢化社会に向かいつつあり、種々の関節疾患に悩む人々は増加の一途です。
また、個々の生活の多様化からスポーツ活動に由来する関節障害や、生活習慣に起因する関節疾患も増加してきております。
そのような多岐にわたる関節障害に対して、日常生活の指導から始まり、保存的療法さらには手術療法、術後のリハビリテーションを含め総合的に治療できる“関節疾患の治療”を専門とするセンターを、済生会習志野病院に開設する運びとなりまました。
従来から各地にできているいわゆる“人工関節センター”とは異なり、人工関節のみを治療の主体とするのではなく、関節鏡による治療や骨切り術による関節温存術、筋・腱などの軟部組織に対する手術など、それぞれの患者様に最適なオーダーメードの治療を行うことを目的としております。
このような医療を実現するために、それぞれの関節に対する専門の医師を集め、多くの患者様のために安心していただける“真の医療”を提供したいと考えております。
昭和57年千葉大学医学部卒 / 平成2年千葉大学大学院卒
1992年~1994年:ハーバード大学・Massachusetts General Hospital留学
1994年より千葉大学医学部附属病医院にて、股関節外科のチーフとして多数の手術を手がけ、2008年3月まで千葉大学医学部整形外科准教授として関節外科部門を統括しておりました。
医学博士
日本整形外科学会専門医・同代議員
日本リウマチ学会専門医
日本股関節学会評議員、日本人工関節学会評議員、関節鏡学会会員
股関節疾患・リウマチ疾患に対する治療を専門とし、股関節鏡・股関節の骨切り術・人工股関節などの手術を専門としています。
1997年より、日本人の体格・生活様式の即した人工股関節(Centpillar/ストライカー社)の開発を、東京医科歯科大学・大阪大学とともに行い、現在178例の患者様に使用させていただき、良好な成績を得ています。また大腿骨骨切り術専用のプレートシステム(HOP system/ナカシマメディカル社)を開発し、154例の患者様に使用させていただきました。現在は、国内有数の股関節外科専門の先生とともに、再置換術専用の人工股関節インプラントの開発を行っており、近々臨床応用可能となる予定です。
手術手技のみならず、様々な器具・人工関節などのインプラント・固定材料の開発に取り組み、患者様のためによりよい医療を提供することを目指しております。
手術件数:885件(全身麻酔660件)
脊椎手術 130件
外傷他 289件
人工股関節置換術 205件
人工股関節再置換術 6件
人工骨頭挿入術 25件
人工膝関節置換術(TKA) 101件
平成9年琉球大学医学部卒
医学博士
日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本医師会認定産業医
人工関節学会会員
平成9年に千葉大学整形外科に入局後、関連病院にて整形外科研修を行いました。平成15年4月より3年間は千葉大学医学部付属病院整形外科の リウマチグループに所属し、関節リウマチに対する薬物療法および外科的療法とともに膝関節疾患の分野にて多数の症例に携わってきました。
平成19年4月からは、鹿島労災病院にて守屋秀繁千葉大学名誉教授の下で人工関節を主体とした膝関節再建外科を学びました。平成25年4月より済生会習志野病院・千葉関節外科センターの股関節・膝関節再建外科担当医として勤務となりました。
令和4年1月1日から敷地内全面禁煙となりました
診療受付時間 8:30~11:30
(土・日・祝祭日・年末年始を除く)
千葉県済生会習志野病院 〒275-8580 習志野市泉町1-1-1 TEL:047-473-1281(代表)
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