A: 基本的に面接のみで評価しています。人柄とやる気を重視して判断しているとのことです。簡単な筆記を行うこともありますが参考程度とのことです。
A: 出身大学は選考基準に一切関与しません。むしろ多くの異なる出身大学の研修医がお互い刺激しあうことが必要と考えており、採用も公平を期しています。
A: 毎週木曜日、土曜日日中、日曜日は2次救急当番になっており、途切れることは殆どないくらいに患者さんが来られます。それ以外の日は1次救急で、主にかかりつけの患者さんや軽症の患者さんを受け入れています。
研修医は1年目と2年目がペアで当直し上級生が指導する形になっています。研修医のほかに、毎日必ず内科系で1人、外科系で1人、脳神経で1人の合計3人の上級医の先生が当直しています。どのような症例でも必ず1度は上級医の先生に相談することになっているため、研修医が1人だけで診察を行うことは決してありません。
患者さんが来院された場合、基本的に研修医がfirst touchを行い、鑑別診断を考え、検査をオーダーします。この間、わからないことがあれば上級医の先生に気軽にconsult出来ます。検査結果が揃ったらその後の対応について上級医の先生と話し合い、入院の必要性、処方内容などを検討していきます。
また、心筋梗塞や急性消化管出血などが運ばれてきた場合には、緊急で処置を行うことが多いです。その場合、処置に研修医も参加できます。貴重な体験を沢山積むことができますよ。
A: 基本的に研修医は1年目も2年目も週に1回当直します。土日は日勤か夜勤のどちらかですが、2週分まとめて日当直する猛者もいます。どの日に当直をするかは研修医同士で話し合って決めますよ。
A:基本的に当直の次の日(明け)は休みとなっています。しかし、入院患者さんのことが気になるので、明けの日でも一通り患者さんの様子は見ていきます。その後1回家に帰り夕方検査結果を見に来る人、病院の仮眠室で仮眠を取りながらイベントがあれば参加する人、当直明けなのに12時間opeに入る人など、各自で対応は異なります。体調がどうしても悪い場合などは、朝早くに帰ることも可能です。お昼まで仕事をして、夕方早めに上がり、アフター6でディズニーランドに行くことも出来ますよ。
A: ホームページに書かれているように当直費込みで月額38万円程度です。ここから保険料、年金などが引かれますので、実質手取りは30-32万円程度です。初期研修としては、平均よりも高めの給料だと思います。
A: 病院の近くには大学や高校があり、学生街になっています。そのため、1人暮らし向けの安くて綺麗な物件が沢山有り、皆思い思いの場所に住んでいます。人気は大久保商店街から少し離れた静かな住宅街の中ですね。病院から歩いて5-15分程度の場所に住むことが多いようです。スーパーや飲み屋なども沢山有り、日常生活には困りません。
私は電車で東京に出かけることも考えていたため、JR津田沼駅と病院のちょうど真ん中に家を借りました。
A: 上級医の先生方は車通勤の方が多いですが、研修医は小回りの利く自転車で通勤する人が多いようです。勿論、車通勤も可能です。駐車場は1月2000円です。
A: 担当科の先生に診察してもらえば可能です。料金は申請すれば返金されるのでとても助かっています。
A: 基本的には8:30-17:30になります。勿論重症患者さんがいれば帰宅時間は遅くなりますが、どうしてもはずせない用事があるときには帰宅することも可能です。 忙しさによって異なりますが、基本的に17:30には帰ることができます。そのあと病院に残って勉強していく研修医も多くいますよ。
A: 殆どの手技は指導医の監督のもと、なんでもやらせていただけます。 勿論、手技を行う前に予習をし、手技を行った後には指導医からフィードバックがあるため、確実にスキルアップすることが出来ます。
当院では研修医の行っていい手技をガイドラインで決めており逸脱しない様に安全を確保しています。
A: 可能です。研修医2年目になると、それぞれの科の研修とは別に、月1回程度の総合内科外来を任され、1人で外来診察を行います。
外来で問診・診察をし、検査をオーダーし、結果を説明する過程は、救急外来とは全く異なった内容で非常に勉強になります。勿論、わからないことがあれば上級医の先生に相談することも出来ますし、カルテ上で上級医の先生も見ていてくださいますので、安心して診察できます。 外来終了後にフィードバックのために毎回上級医とカンファレンスを行っています。軽症患者さんが続く中で、咽頭痛を訴えていた患者さんが実は異型狭心症であったことを見つけたときは非常に興奮しました。
A: 科によって異なり、およそ5-15人程度です。
A: 主治医になることはありません。あくまでも上級医の先生が主治医で、研修医は担当医として患者さんに関わります。 診療にどの程度まで関わることが出来るかは、上級医の先生の判断によりまちまちです。
1年目の最初の頃は一緒に診察しカルテを書きながら、色々と指導を受けますが、次第に1人で診察に行き、検査をオーダーし、結果をマネジメントし、薬の変更等を行うようになります。その際、大まかな方針は最初に上級医の先生と相談して決めますので、間違った治療方針をとることはありません。
また、患者さんへの病状説明も、上級医の先生の立会いの下、任されることが多々あります。
A: 8階の食堂で食べる人と、医局でお弁当を注文する人がほぼ半分半分です。食堂は毎日違ったメニューを楽しめますし、お弁当は350円でお腹一杯になります。 なかには1階の売店で購入したり、自分でお弁当を作ってくる人もいますよ。
A: 近隣の開業医の先生に1週間ごと2週間と、地方2週間の1ヶ月になります。岩手県は世界遺産平泉のお膝元、磐井病院と龍泉洞で有名な岩泉病院。加えて北海道登別市三愛病院にお願いしています。県内でもきわめてエキサイティングな地域医療研修になっています。
A: 日常業務に支障をきたさない範囲ならば学会参加は可能です。 内科学会を中心に、皆積極的に学会発表を行っています。希望すれば何回でも発表することが出来ますよ。発表の仕方は上級医の先生がしっかりと教えてくださるため、3年目以降に役立つこと間違いなしです。
A: 現在行われている研修医向けの勉強会は4つあります。 病院主催の研修は二つで、1つは各科の先生による講義です。毎週金曜日夕方に30分-1時間程度のレクチャーがあります。心echoからせまる循環器疾患、泌尿器科の緊急疾患、妊娠とインフルエンザ、温泉と虚血性心疾患の関わりなどユニークで勉強になる講義ばかりです。もう1つは 放射線科医師によるCT 読影のレクチャーを毎週木曜日16時から行っています。
残り2つは研修医主催の勉強会です。1つは抄読会で、月曜日の朝に30分程度、NEJMと日本語の症例検討を隔週ごとに研修医同士で読み合わせています。もう1つは救急症例検討会で、水曜日の夜に1時間程度、先週の救急外来に来た患者さんについて参加メンバーで検討を行います。こちらは完全自由参加です。その他、図書室主催のEBMセミナー、文献検索セミナーなど多くの学習機会があります。
A: 進路は大きく分けて3つあります。
まず、各自の希望科の千葉大学の医局に入局する進路があります。当院は殆どの科が千葉大学の関連病院となっていますので、初期研修終了後、希望科への入局をバックアップすることが可能です。
次に千葉大学以外(出身大学等)の医局に戻るか他院に行く進路があります。こちらは病院からは特にバックアップはできませんので、自分で後期研修先を探すことになります。 最後に後期研修を引き続き当院で行う進路です。当院では殆どの科において後期研修を受け入れています。一応採用面接はありますが、希望すればほぼ確実に当院で後期研修を行うことができます。
A: 2011年春に入職した研修医5人についてご紹介します。このうち3人は当院の後期研修医として、アレルギー膠原病内科・呼吸器内科・泌尿器科に残ります。2人は大学に戻り、代謝内分泌科・泌尿器科に入局します。
A: はい。多くのクラブが活動しています。 バスケットボール部、フットサル部、バレーボール部、バドミントン部、テニス部、フラダンス部、マラソン部、英会話クラブ、スキューバーダイビング部、水泳部などがあります。週1回活動のクラブが多いようです。掛け持ちも可能なので、皆思い思いの部活に所属し、リフレッシュに活用しています。