内科ローテート研修プログラム

内科系ローテートコースは内科系各科を将来の専門とする希望があり、初期研修に於いて内科認定医取得のための症例が不足している、もしくは内科系科目のうち専攻科目を決定していない研修医のためのコースである。

内科系ローテートコースは最長2年間とする。この間に内科認定医受験資格を得ることを目標とする。

内科ローテートコースは希望する内科系各科をローテーションすることによって行う。その間、常時5~10名以上の患者を直接受け持ち、指導医のもと主治医として診療を行う。

週1回程度から総合内科外来を担当し初診患者に対する適切な対応を実践するとともに、入院で受け持った患者の外来加療もしくは経過観察を行うことも検討している。

内科領域の救急患者への適切な初療を行う。

この間、内科系以外の科目のローテートも希望する場合は個別に対応する。

ローテーション中は基本的に各科のスケジュールに従い研修する。

各科最短3ヶ月間、最長1年間を原則とする。

内科認定医取得後は、期間途中であっても専攻科目を決め「内科系専門科コース」へ異動することが可能である。

ローテーション可能科目

循環器内科  消化器内科  内分泌・代謝内科 リウマチ・膠原病内科  血液内科

募集定員

募集定員: 2名
研修担当責任者:藤原 敏正

注意事項

主治医としての自覚を持って診療にあたるよう心がけてください。 
ローテーション中は所属する科のスケジュールに従いますが、差し障りのない限り他科のカンファレンスなどにも積極的に参加してください。 また、ローテート中の所属に関わらず内科全般に関して対応するよう意識して努めてください。
CPCには必ず参加してください。また担当症例のCPCについては発表を行っていただきます。 
院内の各種委員会(安全対策委員会、感染対策委員会、保険対策委員会など)への参加も推奨します。 医師会での症例検討会なども掲示板に案内が出ますので可能であれば参加してください。
学会は、診療に差し障りないように十分配慮の上積極的に参加するようにしてください。可能な限り学会発表も行うように努めてください。

研修終了後

各科の後期臨床研修「内科系専門科コース」へ進む道がある。日本内科学会内科専門医取得を目指す場合でも、当院の方針としてsubspecialtyを持つことを前提とするため「内科系専門科コース」へ進むこととし、その間必要に応じて短期ローテーションや他科の患者を受け持つことで各科の症例を蓄積することは可能である。

専門医取得可能科目

循環器内科 消化器内科 内分泌・代謝内科 リウマチ・膠原病内科

「内科系ローテートコース」は2008年4月から開始される予定で、これまで実績はありません。皆さんの将来への展望により柔軟に運用する予定です。適宜ご相談ください。

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