看護部紹介Nursing Director
モジュール型継続受け持ち方式
受持ち看護師が入院から退院まで責任を持って看護を提供します。
モジュール型継続受け持ち方式とは
(1)プライマリーナーシングの理念を実現するために考えられた看護方式である。
(2)規模の大きい看護単位をモジュールに分割し、各モジュールの中で 担当看護師は受け持ち患者の継続的に関わる。
(3)担当看護師は数人の患者を受け持ち、24時間の看護計画を立て、 勤務の時はいつも直接受け持ち患者のケアを行う。
(4)担当看護師が休みの時、担当看護師の計画に基づいて副担当看護師がケアを行う。
(5)担当看護師は自分の担当患者以外の患者に対して、副担当看護師になる。
つまり、モジュール内で看護師はいつも、 お互いに副担当看護師同士になり、密接な関係を持つ。
(6)担当看護師、副担当看護師が勤務していない場合は、モジュール内で調整する。
(7)夜勤の場合は、モジュール内の全患者を担当する。
(8)担当看護師はコーディネーターが決定する。
(1)担当看護師は自分が担当する患者・家族の入院から退院(転棟)に至るまでの過程の遂行に関して責任と権限を持つ。
(2)モジュールは、夜勤者数によって編成する。
(3)モジュールのメンバーは師長が決定する。
(4)コーディネーターを置く。コーディネーターは主任が担当し、主任が不在時は師長あるいは代行者が行う。
(5)担当看護師は、卒後6ヶ月以上の看護師とする。ただし卒後1年まではコーディネーターがサポートする。
(6)副担当看護師を置く。
(7)担当看護師および副担当看護師が不在時は、同一モジュール内の看護師が担当看護師になる。
(8)夜間、休日は責任者を置く。
| 師長 | 病棟全体のリーダーとして、モジュール体制が円滑に運営されるように、病棟運営、スタッフ教育、業務調整を行う。実施される看護の最終責任者である。 |
| コーディネーター | モジュール内の各スタッフが、お互いに協力し、支援体制を高めるための調整を行う。 |
| 担当看護師 | 受け持ち患者の入院から退院までの看護計画に責任を持ち、勤務時は直接ケアを行う。 |
| 副担当看護師 | 担当看護師の看護計画に基づき、看護を行う。担当看護師が不在で必要時な場合は看護計画を修正する。 |
| 夜間、休日責任者 | 夜間、休日は病棟師長の代行者として、病棟管理、業務調整、スタッフ指導を行う。 |
日勤 8:30～17:30 休息時間1時間
夜勤 16:30～9:30 休息時間2時間
日勤 8:30～17:30 休息時間1時間（休日・夜間は2名で待機制）
日勤 8:30～17:30 休息時間1時間
