千葉県済生会習志野病院薬剤部

一般名処方への取り組みについて

当院では、2025年10月より「一般名処方」への取り組みを開始いたします。

これにより、処方せんに商品名ではなく、有効成分名(一般名)を記載することで、薬局で複数の選択肢から調剤が可能となり、薬の供給が不安定な場合でも、代替品での調剤がしやすくなります。厚生労働省もこの取り組みを推進しており、医療機関や薬局が協力して、患者さんにとってより安心・安全な医療を提供できるよう努めています。

 

従来より当院では、以下のような取り組みも積極的に行っております。

✅ 後発医薬品(ジェネリック医薬品)

  • 先発医薬品と同じ有効成分・効能を持ち(一部異なる場合もあります)、価格が安価で経済的負担を軽減
  • 科学的に同等性が確認されたうえで販売されています

✅ バイオ後続品(バイオシミラー)

  • バイオ医薬品(細胞やタンパク質を用いた薬)の後発品
  • 先発品と同様の効果・安全性が確認されており、医療費の抑制にも貢献

 

当院では、後発医薬品・バイオ後続品・一般名処方の活用を通じて、
患者さんの経済的負担の軽減と、安定した薬の供給を両立させる医療を目指しています。

薬の選択について不安なことやご質問がありましたら、どうぞお気軽に医師・薬剤師にご相談ください。