外来診療および他科入院中の患者さんの精神科的フォローを行ないます。また、近隣の精神科クリニック、精神科病院、精神保健福祉センターをはじめとした公的保健施設、さらに小児の患者さんにたいしては児童福祉施設や教育機関とも連携し、幅広い医療を提供します。 外来診療の対象疾患は、総合失調症、気分障害(うつ病や躁鬱病)、各種神経症(不安障害、強迫性障害、身体表現性障害など)、ストレス関連障害などです。小児の患者さんでは、発達障害、摂食障害、多動症、夜尿、チック、不登校、その他の情緒的問題を扱います。認知症、てんかん、物忘れ等は神経内科と協力して対応します。 他科入院中の患者さんについては、身体疾患そのものや手術等治療行為の影響で生じる精神症状のコントロールと、既存精神疾患の入院期間中の管理を行ないます。
他科入院中患者の診察依頼は1月から12月までの12ヶ月間で154件あり、疾患割合はF4が29%ともっとも多く、F0(25%)、F3(21%)、F2(10%)、F1(5%)と続く。身体疾患に対する不安や入院環境からくるストレスへの対処要請がもっとも高いことが窺われ、次に「せん妄」などの身体の異常からくる精神症状(軽度の意識障害)への対応が必要とされている。