外科のご紹介
 
当科は、外科全般にわたり診療を繰り広げています。
特に悪性疾患に関しては力を入れており、胃癌、大腸癌、乳癌をはじめとして肝胆膵の癌、食道癌、甲状腺癌等の治療を行っています。
良性疾患においても、胆石症、急性虫垂炎等の消化管疾患、ソケイヘルニア、下肢静脈瘤など多彩に対応しております。
年間手術件数は約950件に達しますが、縮小手術にも力を入れ、痛みも少なく開腹をしなくても手術が施行できる腹腔鏡下手術、内視鏡下手術にも力をいれております。腹腔鏡下胆嚢摘出術、腹腔鏡下大腸切除術等の腹腔鏡下手術は50件に登り、大腸内視鏡下ポリペクトミーや胃カメラ下粘膜下層剥離術等の内視鏡下手術は300件に達します。
乳腺レントゲン写真に関しては、現在7名の検診マンモグラフィー読影認定医師と6名のマンモグラフィー撮影認定技師を擁しており、乳癌検診をはじめとし乳癌の多角的な治療を行っています。
救急対応にも力を要れ、大腸穿孔、胃穿孔、十二指腸穿孔等による腹膜炎の治療を始めとし対応しております。
勿論、手術をしなくとも軽快の期待できる病状に対しては、手術以外の治療方法を選択することを、患者さんと十分話し合って治療しております。
外来新患は月曜から金曜まで毎日11時半まで受け付けておりますので、一度相談してみてください。
 
膵癌
膵癌は消化器癌の中で最も予後の悪い疾患であります。発見時にすでに70〜80%が手術不能であり、手術できてもその5年生存率は全国統計で13%ときわめて予後の悪い悪性腫瘍です。
山森は前任の千葉大学第一外科で1990年より遠隔転移の無い膵癌に対し拡大郭清(D2郭清)と術中照射を行ってきました。これは膵癌病変だけでなくリンパ節と周囲の神経叢を切除した後に、麻酔をかけたまま移動し、切除部位に電子線を照射する方法です。
2001年までの12年間21名の患者さんに行い、5年生存できた方が7名(33.3%)でした。
新病院が建設され、2006年4月より当院でも術中照射が可能になりました。現在までに3名の患者さんに行い3名とも再発なくお元気で外来に通院されています。最近まで膵癌に効く抗癌剤はありませんでしたが、現在ではゲムシタビン(点滴で使用)とTS-1(経口で使用)の二つが使用可能なり、治療成績をより向上させたいと努力しています。
 
下肢静脈瘤について
静脈には逆流防止のための弁がついており、血液は足から心臓に向かい一方通行で流れています。静脈の壁が弱いためこの弁が壊れると、血液が足に向かって逆流し、血液が足に鬱滞します。血液の圧力が常にかかっている静脈は長さと太さをまし静脈瘤になります。女性では妊娠を契機に悪化することが多く、また遺伝する傾向があります。
1. 足が重い、だるい、むくむ
2. 夜寝ているときに足がつる。こむら返りが起こる。
3. 足の静脈に沿って赤くなる(静脈炎を起こす)。黒い色素沈着が起こる。
4. 皮膚がただれ、これが拡がって潰瘍になる。
 
静脈瘤の治療
1. 弾力ストッキングをはいて、静脈瘤を圧迫する。
2. 硬化療法と高位結さつ術の併用
3. 静脈抜去術
 
下肢静脈瘤は軽いものは弾性ストッキングによる圧迫のみで症状は軽くなります。症状がある程度進んだ場合は手術が必要になりますが、ごく一部を除いて高位結紮術と硬化療法の併用により改善することができます。高位結さつ術は局所麻酔、日帰り手術で行う小さい手術です。
下肢静脈瘤でお悩みの方は一度ご相談ください。
血管外科担当 山本
 
血管外科について
血管とは、心臓を中心として体(体循環)や肺(肺循環)に血液を送るための管を指します。心臓からでていく血液を送る血管が動脈で、心臓に戻る血液を送る血管が静脈です。血管外科はこの動脈と静脈の病気を外科的に見る科です。当院では、動脈硬化のために血管が詰まってしまう閉塞性動脈硬化症や、炎症のために血管が詰まってしまうバージャー病などの病気、動脈にこぶができて破裂してしまうことがある動脈瘤などの動脈の病気と、手や足の深いところにある静脈が詰まってしまう深部静脈血栓症、下肢の静脈にこぶができて拡張蛇行する下肢静脈瘤などの静脈の病気を主として診ています。
動脈が詰まる病気でははじめに足が冷えるという症状からはじまり、やがて歩いているうちにふくらはぎがつる、痛むといった症状が出てきます。静脈が詰まる病気では急に足が紫色になって腫れ上がり、押すと痛みがあるといった症状が出ます。いずれも早い時期に治療することにより大事には至らなくて済みます。下肢静脈瘤については「下肢静脈瘤について」をご覧ください。
血管外科担当 山本
 
 
医師のご紹介
 
外科専門医研修施設であり、現在9名の常勤医と3名の非常勤医にて診療を行っております。

【常勤医】
山森秀夫 院長 千葉大学昭和47年卒
医学博士、
日本外科学会指導医、日本外科学会専門医、
日本外科学会認定医、日本消化器外科学会指導医、
検診マンモグラフィー読影認定医師
山本和夫 副院長 千葉大学昭和51年卒
医学博士、
日本外科学会指導医、日本外科学会専門医、
日本外科学会認定医、検診マンモグラフィー読影認定医師
林伸一 医長 千葉大学昭和60年卒
千葉大学大学院平成6年卒
医学博士、
日本外科学会専門医、日本外科学会認定医、
日本消化器外科学会認定医、日本消化器病学会専門医、
日本消化器内視鏡学会専門医、
日本肝臓学会認定肝臓専門医、
検診マンモグラフィー読影認定医師
鈴木弘文 医長 平成元年卒
医学博士、
日本外科学会指導医、日本外科学会専門医、
日本外科学会認定医、日本消化器外科学会指導医、
日本消化器外科学会専門医、日本消化器外科学会認定医、
日本大腸肛門病学会指導医、日本大腸肛門学会専門医、
検診マンモグラフィー読影認定医師、
日本がん治療認定医機構暫定教育医、
日本消化器外科学会 消化器がん外科治療認定医
岡屋智久   千葉大学平成4年卒
医学博士、
日本外科学会専門医、日本外科学会認定医、
日本消化器外科学会専門医、
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医、
日本肝臓学会認定肝臓専門医、
検診マンモグラフィー読影認定医師
杉本克己   千葉大学平成5年卒
千葉大学大学院平成14年卒
医学博士、
日本外科学会専門医、日本外科学会認定医、
検診マンモグラフィー読影認定医師
日本がん治療認定医機構暫定教育医
日本内視鏡外科学会技術認定医
唐木洋一   東邦大学平成7年卒
千葉大学大学院平成16年卒
医学博士、
日本外科学会専門医、日本外科学会認定医、
検診マンモグラフィー読影認定医師
佐々木健秀   山形大学平成5年卒 
千葉大学大学院平成17年卒
医学博士、
日本外科学会認定医

【非常勤医】
針原幸男   千葉大学昭和48年卒
西谷慶   千葉大学平成4年卒
佐藤雅彦   東邦大学平成7年卒


 
 
外来担当医師
 
 

外 科

鈴木弘文

岡屋智久

林 伸一 杉本克己 山本和夫
唐木洋一
山森秀夫 佐々木健秀
門脇正美
(乳腺)
山本和夫
(午後)
 
 
 
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